先輩獣医師からのメッセージ

JASMINEどうぶつ総合医療センター
循環器科 獣医師

麻布大学を卒業
兵庫県の動物病院にて一般診療に従事
2018年よりJASMINEどうぶつ総合医療センター勤務
麻布大学大学院獣医学研究科獣医学専攻博士課程終了 博士号取得

── いま担当している業務のやりがいや面白さを感じるのはどんな時ですか?

私は循環器科を専科とし、循環器内科だけではなく循環器外科で麻酔も担当しています。内科と外科の両面から診療に関わることで、動物とご家族の状況に合わせた最適な提案ができる点にやりがいを感じます。
循環器外科はどこでも提供できる治療ではありません。手術で動物が元気になり、ご家族が笑顔になって「やってよかった」と言っていただける瞬間が、最も大きな喜びです。数年前に手術した子が16歳になって元気に走る動画を見せてくれたり、19歳まで頑張ってくれたご報告をいただくこともあり、その度にこの仕事の価値を実感します。
専門病院として1症例ごとの詳細な記録が蓄積され、発表・共有されることで、次の治療の質向上につながる点もこの仕事の面白さです。

── 働くうえでのサポート体制やチームの雰囲気、環境面について教えてください。

院内では毎週、症例検討会や論文抄読会を実施しています。循環器科以外の科ともディスカッションができ、日常診療でも科を越えて気軽に助け合える風土があります。科が違うからギスギスする、といった雰囲気はありません。
私はアジア獣医内科専門医(循環器)のレジデントとして外部研修に出る期間がありますが、その間のシフト調整や不在対応も含め、上司やスタッフが柔軟にサポートしてくれます。「学びに行ってきていいよ」と背中を押してくれる体制が整っています。
適正な休暇運用により有休や臨時休暇を取得することができるため、自分で時間をコントロールしやすい環境です。

── スキルアップや成長を感じた場面、これから挑戦したい事を教えてください。

日々「やったことのないこと」に挑戦し続けられる環境です。学会発表・講演、英語論文執筆など、ここに来なければ得られなかった経験を重ねてきました。昨年は苦手だった英語でも学会発表を行い、今年は英語での2時間の講演に挑戦する機会をいただきました。
今後は、臨床データの蓄積と発信で診療の質をさらに高め、治療の方向性を変えうる“新しい気づき”を見つけていきたいです。尊敬する上地先生のように、業界の転換点を作れる獣医師像を目標にしています。
ワークライフバランスは日々悩みながらも、家族の時間を意識的に確保しつつ、締切や準備と両立し、環境のサポートを得ながら、目の前のチャレンジを一つずつ乗り越えたいです。

── ANCHORSグループならではの経験を教えてください。

グループ内での症例検討会やセミナーにより、同じ専攻に限らず他科の獣医師とも意見交換が可能です。施設を超えることで新たな視点(薬の使い方、診療方針の違い等)に触れ、改善のヒントが得られます。
症例をグループ全体で集約することで、共同研究としてアウトプットできる可能性が広がる点も強みです。個院では難しい規模のデータ収集が、ネットワークで実現します。

── アジア獣医内科専門医(循環器)のレジデントとして、通常勤務だけでなく学びを両立されているとのことですが、アジア獣医内科専門医(循環器)とはどのようなものかなどを教えてください。

アジア獣医内科専門医制度は、国際標準の知識・技術を備えた獣医師に与えられる専門資格制度です。従来は米国(ACVIM)や欧州(ECVIM)など欧米が中心で、取得までのハードルが非常に高い状況でしたが、アジア独自の育成・認定ルートが開設され、設立専門医がレジデントを受け入れ育成する仕組みとして立ち上がりました。日本を中心にアジア各国の先生が参加されております。今後さらに拡充されていく方針のようです。
JASMINEでは、上地先生、水野先生のご指導のもと循環器領域の第一期レジデントとして採用していただきました。
研修は、通常の循環器診療で向き合う症例・課題がそのままレジデントプラグラムの学びに直結し、循環器科以外の診療領域については外部施設研修などを組み合わせて補完させていただいております。また、座学の受講スタンプではなく、症例経験・記録・発表・査読論文といった積み上げで能力証明をしていく実践型のシステムとなっております。

── これから転職を検討している方に一言お願いします。

私自身、一次診療から二次診療へ移る際に大きく悩みましたが、当時、院長からかけてもらった「気になるならやってみればいい。ダメならその時考えればいい」の言葉が背中を押してくれました。
専門診療の中にも多様な進路があります。臨床の現場で腕を磨きたい人、データを集めて研究や発表に比重を置きたい人など、それぞれの強みを活かせる場がきっとあります。向き不向きは一つの方向だけでは決まりません。
少しでも「気になる」と思ったら、まずは見学や応募で一歩踏み出してみてください。挑戦する人を支える体制と、多様な学びの機会がここにはあります。あなたの次の可能性を、一緒に広げていきましょう。

Merit - ANCHORSグループの 臨床獣医師 のメリット

  • ・グループ病院間で獣医師の派遣や見学など、手術や技術指導を積極的に実施
  • ・グループを横断した症例検討会も実施。症例を持ち込み様々な意見をもらえる環境
  • ・学会での発表機会を積極的にアレンジ。年間約10名程度グループ内から各学会で登壇

ANCHORSグループには専門性の高い2次診療施設が2施設、地域密着の1次~1.5次診療施設が4施設所属しています。
あなたがもし、「2次診療で専門性を伸ばしていきたい」とお考えであればベストな環境を提供致します。
「今はまだ1次診療で勤務しているが、2次診療に興味がある。」「2次診療で勤務しているが、さらに技術を高めたい専科がある」といった方はぜひANCHORSで一緒に働きませんか?

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